ワルツの踊り
社交ダンスはモダン種目とラテン種目に分けられますが、モダン種目の一番代表的なものが「ワルツ」になります。
ワルツは、社交ダンスのいわば始まりで、その歴史は古く13世紀頃と言われています。
歴史的には、男女が身を寄せ合って踊ることから規律上ふさわしくないと判断され、法律でワルツを踊ることを禁止していた時代もありました。
しかし、娯楽が少なかった当時のヨーロッパでは、このダンスは農民達にとって数少ない楽しみの1つであったため、人々は密かに踊り続けていました。
やがて、静かに庶民の間にこのダンスが浸透していき、国も認めざるを得ない状態となって、法律が改正されたといういきさつがあります。
18世紀に入ってからは、正式な文化の1つとして認められ、王宮でも踊られるようになりました。
その後は、またたくまに世界中に広まり、社交ダンスの基本的な踊り方の1つとして、現在に至っています。
一般的には、アップテンポのウィンナーワルツが主流ですが、日本ではスローワルツが主流です。
伝統的なタキシードとドレスを身にまとい、クラシックで優雅な動きが求められます。
常に流れるような動きを心がけ、なめらかでゆるやかな波のように、連続的に動きます。
動きがゆっくりとしているため、比較的、社交ダンス初心者にとっても取り組みやすいと言えるでしょう。
しかし美しい動きを極めようとすると、実はとても奥が深く、細部に渡って動きをコントロールする必要がありますので、十分な練習が必要です。
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